以下にMySQLを利用するなら最低限考慮すべき基本パラメータを記載します。個人的に抽出したもので公式が選出したパラメータではありません。
【基本パラメータ】
[mysqld]
・datadir
・・・データ格納ディレクトリ。デフォルトで/var/lib/mysqlです。
・socket
・・・クライアントが接続する際に使うソケットファイル。
・pid-file
・・・Linuxで一般的なPIDファイルです。
・bind-address
・・・接続を許可するIPです。0.0.0.0は全てのIPを許可。これとは別にユーザーごとに接続許可するIPをhostとして持ちます。例：mysql@192.168.10.10
・user
・・・mysqldのOSの起動ユーザーです。DBユーザーではありません。
・port
・・・mysqlが使うポート番号です。3306です。変えるとセキュリティ的にいい感じです。
・log-error
・・・エラーログです。デフォルトでON。
・disable-log-bin
・・・バイナリログです。mysql8.0からデフォルトでONになりました。
binlogの参考：https://shiro-16.hatenablog.com/entry/2016/06/12/154343
[client]
・socket
・・・クライアントが接続する際に確認するソケットファイルです。サーバー側で変更してもクライアント側でもこれを忘れないようにしてください。
・user
・password
【雑談】
datadir変更する際にはまっっちゃいました。。。（20201003）
①mysqlプロセスを止める。
②データを新たな変更先へコピーする。
③my.cnfのdatadirを変更先へ修正する。
というステップを踏みます。また、デフォルトでインストール時mysqlユーザーのホームディレクトリ・データベースのdatadirは//var/lib/mysqlです。
ここで、②を行った後、既存のデータディレクトリ/var/lib/mysqlをmysql.bkなどとリネームするとmysqlプロセスの起動ユーザーであるmysqlのホームディレクトリがないこととなり、mysqlを起動する際、エラーが起きます。デフォルトでmy.cnfに起動ユーザー（user=mysql）がmysqlだからのようです。起動ユーザーとしているが、一度内部でbash_profile踏んでいるんですかね？１時間くらいわからなかった。。。